きりん

アンブレイカブルのきりんのレビュー・感想・評価

アンブレイカブル(2000年製作の映画)
4.0
「もしも世界に本当にヒーローがいたら」を、シャマラン監督流に上手く映画に落とし込んでる印象を受けました。
ヒーローVSヴィランという構図の映画を期待してる人がいたら、オススメできないかもしれません。
この映画ではむしろ、列車事故で唯一生き残ったディヴィッドという「どこにでもいそうな男」の「内面」にフォーカスしたミニマムなヒーロー映画でした。
こういった日常の延長線上にあるようなヒーロー作品が好きなので、私はめちゃくちゃ楽しめました。
そしてシャマラン監督お得意の「オチ」も彼らしさが溢れており、思わず拍手を送りたくなる一作でした。
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