ポンコツ娘萌え萌え同盟

勘太郎月夜唄のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

勘太郎月夜唄(1952年製作の映画)
3.0
TSUTAYAでも蔦屋でもない『つたや』という店が出てくる(どうでもいい)。それ以外の印象正直あまり感じなかった。チャンバラも微妙だし。

死んだはずの勘太郎が実は生きていて、ヤクザもんからカタギになり元々いた街に戻ってきたけど、以前に守った愛が危惧にさらされ、また彼もその愛を守る為に再び刀を抜刀する…

というストーリーのあらすじに起こすとわりと王道的な作品なんだけど、一つ一つのシーンにあまり魅力を感じない。
かと言って酷いというほどではないからなんとも微妙な感じ。

ただ新吉はお京の夫だが、勘太郎に劣等感的があるとは割と感じられたかなぁ。
というのもあること密告したのが勘太郎と騙され利用された時に取った行動、や結果的に解決したけどそれまでの言動といい、お京への愛というかそれが彼のエゴというか…。

映像面に関してはチャンバラ以外は文句ないけど、序盤はシーンが移り変わった時のカメラワークが好きだっただけに凡で収まったのは残念だった。