ポンコツ娘萌え萌え同盟

続・さすらいの一匹狼のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

続・さすらいの一匹狼(1965年製作の映画)
3.2
漢・ジュリアーノ・ジェンマ様がカッコ良すぎて濡れてしまいますわ。ハンサムで笑顔が素敵なマカロニ界の貴公子。荒野に全裸で縛られた美女を助け、お姫様抱っこしたり、敵と対峙したり、彼女を守ったり…。
なんだコレ。ジュリアーノ・ジェンマ様の夢小説でも読んでいたのかしら?ルーシーからしてみれば王子様だ。

ただジャンルがマカロニウエスタン故に、順当な白馬の王子様の型に成り得ない。敵の暴行受けるし、監禁されるし、ありもしない嫌疑かけられたり、何なら始まりなんて誤解から正当防衛で殺人を犯して賞金首になったりでなんか多難。でもそれ含めて本作のジェンマ様が"マカロニウエスタンの王子"であること間違えないですわ。
アクションもかっこいいし(小並感)

サブキャラの協力者だと医者のドクがジェンマとルーシーの良き理解者で、説得力もあるし、終始有能。一方で終盤にかけて理解者になっていく役目のある保安官が終盤になるまで少し融通の効かなさを感じる。良く言えば人間味がある。悪く言えば無能。終盤あたりの活躍を描くためにそう設定したのだろうけど。