これはヤバイ。30年前にはこんなアニメ映画が平然と作られていた事実に驚愕する。
男社会によるOLを馬鹿にする内容で、元は週刊現代の連載だそうな。まずこんな企画が通ったことがオカシイよな。
同じく東京ムービー作の“おじさん改造口座”も内容は変わらず酷かったが、監督が芝山努で実制作がテレコムなのでまだアニメーションとしての見どころはあった。
だが今作はアニメーションとしての完成度も低い。
アホバカOL(劇中ママ)にはお茶くみとコピー取りしか仕事を与えないくせに、まともに働く姿勢がないと揶揄する内容。
こんなの今の時代だったらSNSで炎上ってレベルじゃねーぞ。
そしてバブル時代の様相にも驚く。そもそも男社会が見下しているOLでもちゃんと就職できているところに経済的な余裕がある。
劇中のOLは貯蓄が1000万あって、海外旅行に行きまくってる。逆にこの辺も今の時代じゃ考えられないな。