ななな

アマデウス ディレクターズ・カットのなななのレビュー・感想・評価

5.0
史実とフィクションを混在させている今作。
とても面白い。
この2人の才能と人生の明暗がとてもテンポ良く、面白く描かれている。
神に愛されたモーツァルトという稀代の作曲家とその才能の恐ろしさを見抜き神を恨むサリエリ。
共作の場面なそれがとてもわかる。
同じ作曲家のサリエリであっても追いつけないモーツァルトの才能。彼の頭の中には音楽が完成し流れ続けているのだ。
皮肉にもその最期は呆気ないモノであり、逆にサリエリは生き続けていた。
モーツァルトが歌い継がれる世界で。
ななな

ななな