shopping

ツォツィのshoppingのレビュー・感想・評価

ツォツィ(2005年製作の映画)
-
スラム街で育った、黒人の主人公ツオツイは、友達同士でも、やりあったり、殺しあったり、ヒドイ境遇で生まれてこのかた育つ。母親もエイズで、スラム街の環境のまん中で 周りも似たような環境。

育った盗みに入った金持ちの家で盗んだ車に赤ちゃんが乗っていて、なぜか赤ちゃんを持ち帰りしてしまう。
赤ちゃんには、味わったことのない、感情を感じ、何故か手放すことができない。
そして、赤ん坊を育てる母親に預け、結局もとの親に返しに行くが、愛着がわいて別れを惜しんでいる間に警察が来てしまう。
荒んだ境遇でも、赤ちゃんを通じ、優しい気持ちを覚え、人間的な感情を覚えた不器用な主人公の心の動きを描く。
shopping

shopping