ハッピーエンドだとかバッドエンドだとかそういう次元では語れないぐらいの奥深さのある一本
大人になっても子供の頃の事件を色んな形で引きずっている3人
「もしあの時車に乗っていたのが自分だったら、、、」そんなセリフが何度も出てきて、当事者ではないジミーとショーンにもあの日の出来事が25年経っても深く心に傷として残っている
そんな2つの事件と大人になった3人の現在の状況が複雑に絡み合っていくストーリーはめちゃくちゃ見応えがあった
最後のパレードのシーン、ジミーとショーンは道路を川の水のように流れていくパレードをお互い道の反対側から見ている
ジミーとショーンの間は隔たりがあって彼らが交わることはもうないんだろう
そしてその道路をパレードの一員として流れていくデイヴの息子、彼も父親と同じようにこの街の流れに抗えないまま流されていって理不尽に奪われてしまう1人になっちゃうのかなぁ、、、