ナス

真珠の耳飾りの少女のナスのネタバレレビュー・内容・結末

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

フェルメールの絵が好きだったので。調べてみたら、フィクションの小説が元ネタらしい。モデルも謎で受注したかも謎の絵。光に反射する真珠と何か言いたげな、笑っているようなエキゾチックな少女。それが使用人の少女グリートだったら・・・?という展開で、さも史実のようなリアルさで面白く鑑賞できた。パトロンのライフェンの家に飾られていたデルフトの眺望はリビングに貼ってあるし、小路はトイレに貼ってあるので(笑)目を引いた。グリードの父親はタイル職人?アトリエの壁に貼ってあったタイルとも関係ある?などもしかしたら小説を読むともっと分かるのかなと思った。デルフトの街並みがヴェネツィアみたいに船移動だとは知らなかったし、冬もあんなに厳しいんだ!という発見もあった。今後はフェルメールの風景画を見るたびに、グリートが歩いたあの街並みを想像できそうでなんだか視野が広がった!
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