様々な国で猫と人間とのかかわりを表しています。フランスで猫の哲学、日本で飼い猫の状況、水俣病、田舎の駅とのかかわり、イギリスでのネコと駅のかかわり、米国で猫にカメラを付けたキャットカム、猫と泊まれるキャットハウス、病院での猫などです。
ドキュメンタリー仕立てで色々知らなかったことを知れた作品でした。猫と人間の関りがよく分かります。猫好きというよりも動物と人間の関りを考えている人にお勧めです。他の動物でも同じような切り口でドキュメンタリーを作ってもらえれば面白いなと思いました。
色々な猫が出てくるので個人個人が感じることはそれぞれでしょう。ただ、資本主義、人間のエゴへの批判というのはよく伝わります。というかフランスが日英米の進んでいる方向を批判しているとも言えますが。
水俣病から始まり、こんなに日本が取り上げられているのは驚きました。海外でも飼い猫も含めてペットは多いですが、日本は集合住宅も多いし、土地も限られているのでペットの楽しみ方が他国と違うなーと感じました。
