あまのうずめ

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのあまのうずめのレビュー・感想・評価

3.0
フランク・ウィーラーとエイプリルのは結婚しレボリューショナリー・ロードに家を買う。子供二人にも恵まれ家族4人でそれなりに幸せに暮らしていた。ある日家を担当した不動産業のヘレンが今度精神病院に入院している息子のジョンと会ってくれないかとやって来て、エイプリルは承諾する。フランクの誕生日、エイプリルは全てを捨てパリで暮らさないかと提案する。


▶︎「タイタニック」から9年後、サム・メンデス監督が当時妻だったケイト・ウィンスレッドとレオナルド・ディカプリオを主演に撮った作品。このアンハッピーな展開のあとに待つラストが怖いです。メンデス監督の『アメリカン・ビューティー』を思わせるシーンも合ってニヤけた。

フランクとエイプリルのどちら目線になるかは野暮で、二人の友人シェップとミリー夫妻やジョンやヘレン夫妻目線でのウィーラー夫妻、更にそれらを俯瞰して見ると毒が二味も三味も増して楽しめると思う。

キャシー・ベイツが演じたヘレンの裏表ぶりがいい味出してた。