YUKO

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのYUKOのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

多く語ることなかれ、最強の名作。
しかし語らずにはいられない。
タイタニックのキャストであるレオさま、ケイトウィンスレットをこの映画ではキャスティングしている。
何とも永遠を皮肉にしている、何つー映画なんだっていう映画。

序盤から何つーキャスティングって思うけど、これから何つー◯◯類いが沢山出てくる。
序盤から夫婦間の差。夫が重い鞄も持たず、夫婦の物理的な距離も開けていて、旦那が前をスタスタ歩く。なんつー夫婦笑
私は、女だからわかるわかる。この気持ちのときは、自分の旦那にそう言ってほしいんじゃないんだよね、ってうなづいてしまった。だからと言って、こういって欲しい、と言わず怒る笑 わかるわかる笑
あとは怒り方ね笑 女性が怒ってても何で怒っているか気づかない、その理由を聞いたら更に女性は怒る笑 わかるわかる笑

結婚したばかりのときは、こんもりとした丘が素敵に見えたけど、今は平地に建っている家が眩しい。隣の芝は青い。
子供が全く出てこないので、この2人の妄想かと思っちゃった。そのくらい2人にとってどうでもいい存在なんだろうね、2人の喧嘩とか仕草にも現れてるし。
素敵な家族でいることもプレッシャーになってしまっているのか生活の中に垣間見えて眉をひそめてしまった。
憎んでいるのかい、とフランクが聞いたときからのケイトウィンスレットの演技。ここからが本領発揮ですか?と思うくらいの迫真というか、貴女、実際そうなったことあるの?って演技。凄すぎるよ。
子供をおろすときと子供に愛しているとる伝えて、の『愛してる』が言えないシーン。本当、なんつー顔すんだよ。
男の愛し方も女の愛し方も本当はっきり別れてるなって思わせる映画でした。

最後の言葉の消し方のシーン。BGMは流れているのに観ている自分の心臓の音が聞こえるくらいの『静寂』だった。
これは、、、ダメよ。本当。
YUKO

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