軽快な音楽にのせ、豪華絢爛な人々が楽しむ姿は映像としてシンプルに楽しかった。
美化しすぎなのではと少し懐疑的になる部分もあるけど、昔も今も変わらないティーンエイジャーのもつ輝きが、マリーアントワネットを等身大の女性として身近に感じることができて好きでした。
誕生日パーティー明け方の日の出シーンなんて、やりすぎでしょって笑ったけどフィクションなんだしこういう解釈があってもいいよなってことで好きなシーン。
彼女の最後を描き切らない、一つの解答を見出さないところは個人的には納得で、パブリックイメージにメスを入れる作品だからこそ鑑賞者のさらなる探究とか想像に委ねてくれてる。