オカルト博士

金閣寺のオカルト博士のレビュー・感想・評価

金閣寺(1976年製作の映画)
3.8
金閣寺放火事件を題材とした三島由紀夫の名作「金閣寺」の映画化。

金閣寺に異常な憧れを抱く主人公の青年に篠田三郎、彼の親友役に「特捜最前線」の横光克彦、脇を固める女性たちには、「西陣心中」の美人女優で島村佳江、「八月の濡れた砂」のテレサ野田、主人公の母親役に市原悦子とゆうATG的にはベスト?なメンバ-で。

この映画をテレビで観たのは、二十歳ぐらいの時でした。なんか色々衝撃を受けた感じはありました。

吃音の障害があり根暗な主人公に対し、足が不自由だが女にモテモテの親友が、女をメロメロにしながら主人公に言ったセリフで~「口説け!口説け!女を口説け~奇跡は起こるぞ~!」は凄く印象に残ってて…。
モテない君だった僕は、そのセリフを信念に今日まで生きて来ました。(大袈裟かな・笑)信念持ってただけでナンパ野郎ではないですよ。

スト-リ-の詳細忘れましたが、ラストで、主人公の篠田三郎が…母親の市原悦子のオッパイにむしゃぶりついてた記憶があります。これも衝撃か…。