元々は戯曲で、室内での会話劇なのですが、実生活でも夫婦だったリチャード・バートンとエリザベス・テイラーの演技合戦は凄まじい。
倦怠期の中年夫婦の話かと思いきや、そんな生易しい話ではなく、夫は常に奇矯な行動と言動で挑発し、妻は激しく罵る。2人が互いに何を当てつけてバチバチやってるのかよくわからないのですが、それも徐々に明らかになります。
もっとも、劇的で分かりやすい展開ではないので、何となく釈然としないし、この長い会話劇を見ることの疲労感は大きいです。
「Who’s afraid of Virginia Woolf」って替え歌は面白いですね。つい口ずさんでしまいます。
