題材も監督も俳優もいいのに、何か物足りない作品でした。
もっと男の熱い物語が見たかったんですけど、デリンジャー以外の仲間が印象薄いんですよね。ビリーとの恋愛より仲間との絆を描いてほしかった。
銃撃戦の迫力は流石のマイケル・マン。顔に穴が開くのはやっぱり恐ろしいですね。
マイケル・マン監督は「HEAT」と「インサイダー」が素晴らしすぎて、その後の印象がいまひとつなんですよね。
ただ、監督原作の書籍「HEAT2」は素晴らしい出来でした。恐らく今年読んだ海外小説のなかでもベストではないでしょうか。
前作のファンの方は読んで損はないと思います。アダム・ドライバー主演で映画化も予定されているらしいので、監督の起死回生を期待します。
