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ハルクのRISAのレビュー・感想・評価

ハルク(2003年製作の映画)
2.5
“ハルク”の悲しい誕生秘話。

マーベル作品を見進めていく中で、
見落としてしまっていた本作。

現在ハルクを演じているマークさんとは違って
本作ではエリックさんが演じられていて、
映像や演出も時代を感じる場面が多いから
少し違和感も覚えたりしたけど、
やっぱりマーベルファンとしては
見ておくべきだったなと、、

というのもこの作品の次に公開された
インクレディブルハルクでも描かれなかった
ハルクの誕生について深く描かれていて
個人的に、納得した点が多かった!
(緑の理由やデヴィッドの存在は特にね!)

とはいえ、個人的には
少し物語の展開が雑に感じてしまったり、
時代を感じるというか独特なカメラワークに
映像編集、カット割りが好みではなかったので
評価こそは低くなってしまうんだけど。

今回のヴィランって誰なんだろうとか
映像を通して物語を深掘りしてみたけど
きっと色んな感じ方があるだろうなと、、
親である前に研究者であった彼や
利益だけに囚われた哀れな彼。
恐怖と愛によって、結果として
彼を世に差し出してしまった彼女と
そして平和や娘を守るという名目で
得体の知れないモンスターを葬ろうとした彼。

そしてそんななかで自分の意志とは関係なく
生を受けたそのときから力を秘めていて
父親との物語やハルクの誕生と成長過程を
知ってしまうと今後のブルースの物語が
感慨深くなってしまいそうよね。
(これを知ってから、シー・ハルク最終回の
あの彼の存在を見るとじーんときちゃうよね)

今後のマーベル作品は、
続々と次世代交代になってしまうんだろうけど
やっぱり、それぞれアベンジャーズの誕生って
ぐっとくるものがあるし見ておくべきものよね
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