クリムゾンキング

謎の下宿人のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

謎の下宿人(1944年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

どっからどう見ても怪しさしかない自称病理学者のなんとまあ怪しさ全開なこと笑笑

「いや!これは事故があって汚染を防ぐためでッ!!」とどっからどう見ても返り血を浴びた外套を処分してる様を苦し紛れの言い訳をするくだりとそれを素直に「汚染を防いでいたのねッ!!」と信じる主人公側のピュアさ加減もどうかと思うが、霧の立ちこめるロンドン、光と影の演出、何故犯人が切り裂いてバラバラにするかの(一応の)説得材料等も揃っているので最後まで観られる。

窓から覗く顔や、ラストシーンの鬼気迫る表情、そこから窓を突き破って川に飛び込む一連のシークエンスなどの見応えあるシーンも多い。