ウィショウスキー

プルートで朝食をのウィショウスキーのレビュー・感想・評価

プルートで朝食を(2005年製作の映画)
5.0
“私の人生は物語だと思えるように
涙が止まらなくなるから”



捨て子のトランスジェンダー、
キトゥン。彼女の波乱万丈な
人生は辛いことばかり。
でも明るさを忘れないで
生きていくキトゥンの魅力。
きっと泣きそうな時も笑顔で
隠してるんだろうなって。


題材は重いのだけれど、
「sugar baby love」から
始まって、コマドリがおしゃべり、
なんて可愛らしい演出も素敵です。
全てがキトゥンの可愛さに、
さらに飾りをつけるよう。


彼女は私の理想の人間像。



大好きなキリアンが出演していると
知り鑑賞したけれど、
彼の演技は素晴らしすぎます。
彼無くしてのキトゥン。
まるで本当にキリアンが女の人に
なったみたいで。