キッレキレの暗殺者〜普通のお父さんまで、なんでもこなすカメレオン俳優デイモンちゃんの中でも『リプリー』や『恋するリベラーチェ』なんかのキモイ系はやっぱマニア(え?)には、たまらん♪
あのトラウマものの「海パン」から既に、カメレオン色やもんね!
デイモンちゃん、なんぼほどカメレオン目指しとんの!
な
言わずと知れた『太陽がいっぱい』のリメイク
「太陽」がいっぱいどころか「キモいデイモン」がいっぱい出てくる極上のサスペンス映画は、「ブロマンス」と「同性愛」の綱渡りを絶妙にこなしながら、観る者の不安をこれでもかと煽ってくる
イタリアは、開放的で自由で生活しやすく
アメリカは、閉鎖的で監視的で生きにくい・・・
その変え難い環境の違い、そこから生まれる人格の違い、生き方の違い、そこに、羨望・嫉妬・欲望・独占欲が絶妙に絡みついていくんですね
暗闇の中でずっと生きるのはツライ事だけれど、暗さに慣れれば、さほど暗くないのかもしれない
けれど、イタリアの眩しい太陽を知ってしまったが為に、意識せざるを得なくなったそれまでの暗闇、その呪縛から逃れようと嘘を重ねてもがくのは、きっと多分もっとツライ悪夢に違いない
変身する人、マット・デイモン
映画の度に変身するカメレオン俳優デイモンちゃんは、この1本の映画の中でも、前半と後半で見事に変身してみせる♪
演じる人を、演じる旨味
「太陽」に近づきたい
「太陽」になりたい
デイモンちゃんのキモさと上手さが際立つからこそ、嘘と嫉妬の原動力となる「暗闇の深度」が更に深まるんですな〜
フィリップ・シーモア・ホフマンを警戒する表情とか、抜群やもんね!
そのホフマンの、ねっとりしたカリスマ性がまたピカイチ☆
ジュード・ロウの眩しさは言わずもがな、もちろんチャリ毛まで眩しく光り輝いてますので、みなさん合掌くださいw
ちょい役やけど重要な役どころ、ケイト・ブランシェットが、同じパトリシア・ハイスミス原作だけに『キャロル』の時の出で立ちと、見た目年齢があまり変わってないのが驚き!
ま、とにかく
カメレオン(俳優)がカメレオン色の海パンをはく映画なので、マニアはこれ観て「裏ジェイソン・ボーン」としてグフフと楽しむわけです♪(ほんまか?)