MaruyamaRyo

四月物語のMaruyamaRyoのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
3.0
松たか子の可愛さでギリ成り立ってる映画。
松本幸四郎はじめ松たか子一家全員家族役で出るのは笑った。

一時間くらいしかない作品だが、ドラマらしい事件は起こらず、かなり淡々としている。ラスト10分でようやく少しだけ動き出す。ずっと退屈な映画だと思っていたが、その場面でちょっとキュンとしてしまった。くやしい。
桜が舞う中での引越シーンなど、映像美はさすが岩井俊二、やっぱいい。パーカーから溜まった花びらを出すシーンとか細かいとこ美しい。

劇中劇として時代劇シーンがあるが、そこに石井竜也が出てた。仰々しい演技は合うね。米米ファンとして嬉しい。ただ、この時代劇...無駄に長え。

主人公に友だちが出来るのだが、よくある「5月以降疎遠になりそう」感漂うキャラで、まさに「四月物語」だと思った。しかもこの女優さん、「街」ってゲームの水曜日役だったとは。
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