先生

BLOOD THE LAST VAMPIREの先生のネタバレレビュー・内容・結末

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

昔見た。
冒頭の駅のシーンは覚えていたが、言い合いのところから忘れていた。
地下鉄浅草駅、そして米軍基地。
米軍基地の保険医の反応と肝の据わった小夜の対比。また翼手だった同級生とスナックのママ。
なんとなく繋がるようで曖昧にしかわからないところが面白いし、米軍基地ゆえにアメリカンな描写が入っても自然。
木の上に引っ張り上げられて死ぬところとか。あれなんかパロ?見たことあるというか、よくあるというか。これが原点だったけ?
血の跡を追うのもっぽい。すごい、っぽい。みんなバーティーに夢中で気付かないし、少々変でもハロウィンの仮装かな?と思っちゃう自然さ。
音楽が始めると供にバトルもスタートするのが良い。

小夜が「人間は殺せない」と言ってるので地下鉄の男も翼手だったのだろう。
そしてヒソヒソ声で喋る二人も普通の人間ではないというのがわかる。
小夜が十字架を投げ捨てたのは、神を信じないということかな。憎んでいるような、絶望感。
でも、自決用の銃を渡しながら諦めるなと叫ぶのは、なんかな。わかるけど。
倉庫のシーンはちょっと頭が回ってないなと感じた。出入り口を塞がれたら上から来るだろうなと予測出来るし。
出入り口のロックの仕方はロックだった。だじゃれ。
これ開けるのはつらい。

飛行機に乗りたがっていた翼手はなんだったんだろう。普通に国外逃亡?
小夜がスカーフをジープの手すりに巻き付けていたのは、全力で翼手を切るためかな。右手を持っていたら、そこにも力が入っちゃうから?あと、切ったあとの血からのまま、左に倒れることを防ぐため?

古物屋の刀が模造刀だったのは、だろうな感。わかりやすく、使いますよとシーン入れてるのも良かった。

全体的に動きもいいし、話もわかりやすく、面白かった。今のアニメと遜色無いと思う。

BLOOD+また見たいな。
先生

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