ダイナ

BLOOD THE LAST VAMPIREのダイナのレビュー・感想・評価

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)
3.9
セーラ服少女が怪物相手に刀を振り回すホラーアクション。アニメといえどいわゆる萌えテイストは全く無くキャラ造形も世界観も雰囲気も何もかも硬派。舞台が60年代の横田基地周辺のアメリカンハイスクールということで会話に日本語と同じくらい英語(字幕あり)が多用されている珍しい設定の中、主人公の小夜が怪物を殺すべく高校に潜入するハードボイルドアニメーションです。タランティーノが本作に惚れ込みキル・ビルの一場面に影響を受けたとのこと。

黒服の男達や小夜のミステリアスさ、バイオレンスでゴア、世界観が良いです。ストーリーは小難しいことはなく、シンプルに作中の命のやりとりに集中できます。ギャグは全くない作風ですが作中死闘に振り回される人がいて悲惨すぎて笑えてしまいました、すまん。色々メディア展開しているみたいで本作で出てきた謎は他の所で拾われるのかが気になる所。
取り敢えず女子が制服で刀振り回せば映える(確信)
ダイナ

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