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ヤングガンのsのレビュー・感想・評価

ヤングガン(1988年製作の映画)
4.0
ビリー・ザ・キットを題材にしたニューメキシコ州リンカーン舞台の西部劇映画。コッポラの『アウトサイダー』感があってとても面白かった。身寄りのないチンピラの若者五人を匿い、服や食事を与えて読み書きを教えるイギリス人貴族のタンストールから「銃を撃つ技術だけでは生き延びられない、新聞を読んで先を読め」との教訓を受けて毎晩食後には皆で読みの練習を行う。そんな一家の大黒柱のような彼が一瞬の隙に敵に囲まれ目の前で射殺されてしまう。その仇を取るためにビリー役のエミリオ・エステベスはじめチャーリー・シーン、ルー・ダイアモンド・フィリップスらの仲間が奮闘する、という話なのだけれどラスト20分が本当に泣けるしルー・ダイアモンド・フィリップスがめちゃくちゃかっこいい。ネタバレになるけど一人でしれっと一階に移動して仲間の分の馬を調達して戦地に突っ込んでくるとこ、まじで漢だよ…。そして夫情報によるとチャーリー・シーンはエミリオ・エステベスの兄弟らしく、一見全く似てないので疑ったがチャーリー・シーンの本名を調べたらカルロス・アーウィン・エステベスだった。チャーリー・シーンは私生活ヤバめのイメージだけれど(それこそ発砲騒ぎとか)、映画では兄のエミリオ・エステベスが気狂いなビリーザキッドを演じていてそこも面白ポイントだったりする。ビリーを真似たニヤつき演技にとてもゾクゾクした。
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