社内でネチバチやってるOL派閥を際限なくツッパらせたら確かにこうなる。フルーツゼリーのくだり好き。
鍋から大量の泡が溢れるショット。泣きながら笑う女。ワルい美女に踊らされる哀れな男たちの行く末。女同士・夫婦同士が互いを守るために過ぎ行く時間が嘘で塗り潰され、上手いことハマってしまうのがなんとも滑稽。>>続きを読む
アニキとマサオのアツい絆
高橋監督作品、今の所ハマってはいる
ロボとーちゃん 3.5
ユメミー 4.0
カンフー 4.0
なぜあからさまにウィッグ姿で始まるのかと疑問だったが観ればそういうことかと分かる。不倫相手の渚は事故で死ぬが、瓜二つな茜という人間に憑依し犯した罪を償うかのようにマリを研究対象に近付く。離婚後家を出て>>続きを読む
タイトルと松方弘樹のジャケ写(しかもジャケ肩掛け)が笑えるなぁと思いながら観終わればまんまタイトル通りの映画だった。ブルーハーツのような美しさはないドブネズミたちの生き様。サイケなサウンドとヌーヴェル>>続きを読む
勝新×健さん。終始音が悪くて台詞がうまく聞き取れず残念。前半、梶芽衣子にキメ台詞を言った後、煙草を逆さに吸ってしまってるのを指摘されて間が悪そうに煙草を外へ投げ捨てるシーンが好き。
平成の破茶滅茶で無法なカーチェイス。「ドッカーンだぜ全くよぉぅ!」の木村一八、破天荒キャラだし早々に死んで消えるかと思いきや最後まで最強の生命力だった。追い詰められたショーケンがそのまま海に突っ込むシ>>続きを読む
ジオラマとCGでこんなことができるのかと普通に感動。幻想的に紡ぎ出された都市や建築、幾何学的なものたちのイメージの連続はどこかタルコフスキーに通ずるものがあった。睫毛のアップショットは鳥肌。
コンテンポラリー。前半、台詞がほぼ聴き取れず勿体無い。見応えあるラスト10分の祝祭と、俯瞰の固定ショットで捉える祝祭・その後。
付け忘れ。数年前に観たが、スピルバーグの名前が乗っかっておきながらも途中離脱。これはミュージカルが死ぬほど苦手な自分自身の問題。あとは当時アンセル・エルゴートの例の件で色々思うところがあったのは確か。
タイトルが良い割にヒットせず、そのまま記憶から忘れ去られていたのか前に観たのを付け忘れ。場面転換が破茶滅茶だったなと思い、さっき調べたら元々ある作品の再編集によるものだったらしい。
可愛過ぎるOPで幕開け。ジャケのまんま元気ハツラツゥ!な久慈あさみ。全員忙しなくてとにかく切り替えが早いのでプロ野球を観ているようだった。
それまで大して行ったこともなかったのに、大学生の頃どうしてあんなにも海を求めていたんだろう。フリッパーズギターの「海へ行くつもりじゃなかった」とは無関係。ブーメランおじさんみたいな距離感バグ人間には気>>続きを読む
ゴダール感剥き出しの退廃的でキレッキレなオープニング、モンドリアン調のガラス張りのカフェ・EDEN(オフィスっぽい作りだなあと思う)に屯する学生コミュニティに蔓延するリビドー。「学生生活は無駄だ、なぜ>>続きを読む
官能や耽美とはかけ離れた所にある孤独こじらせホラーAV。他人の尺度でしか自己を確立できない人生の行く末。アケルマンの『ジャンヌディエルマン』を思い出す。目隠し鬼ごっこプレイの奇妙なポップさ。
清純を装う女のナンパモノか。いつ会っても良いように持ち歩いていた手紙。うまく出来すぎた再会。ある意味ホラー。
冒頭10分の手持ちカメラに若干酔ってしまい退屈すぎて気付いたら寝ていた。フジ子・ヘミングが出てきたところまでは覚えている。起きたら主人公が下北沢を離れることになっていて、良いことが起きる御守りが再び彼>>続きを読む
付け忘れ。10分弱のオープニングは何度も観てしまう。フィリップ・マーロウもので小説より好きになるのは珍しい。
モーパッサンの短編3本立て。"快楽"と結びつけられるそれぞれのエピソード。
①『仮面の男』 快楽と愛
長回しのダンスシーン。自由で流麗なカメラ移動。
②『メゾン・テリエ』 快楽と純潔
せっかく来た>>続きを読む
劇中音楽がまんま初代とウルトラQで興奮した。メフィラス星人まではかなり良かったのだけれどゾーフィが出てきた後半あたりから音楽も作風もより現代的に変わり、旧ウルトラマンの流れをガラリと覆すエヴァンゲリオ>>続きを読む
長編二作目。小さい頃観た微かな記憶。ラスト30分あたりから面白くなった。BIG G、めちゃくちゃ野球が上手い。最後の別れに合わせて流れる武田鉄矢の「心ゆらして」が地味に泣ける。
1,2,3と観てようやく辿り着けた。物凄いエネルギーを消費して、これはもはや映画鑑賞ではなく観戦だったのかもしれない。トーナメント戦から勝ち上がり、敗者復活戦から登り詰め、ついに迎えた決勝戦、そして優>>続きを読む
同じ22歳の頃を思い出した。別人になった自分や別人になった相手を受け入れることの辛さ、どうにもならなさ。
温度、重ささえも時に自由自在に変わる言葉は、狡く賢く、鈍感に馬鹿だ。
前作『犯人は21番に住む』のような軽さはなく、ナチス占領下の時代に撮られたコミカル要素皆無な重々しいサスペンス。カラスと名乗る人物によって小さな町にばら撒かれる密告文書たちが人間関係と社会をジリジリと>>続きを読む
いまおかしんじ作品に最近好きになった吉村界人さんが出ていることを知り観賞。"生きるのがちょっと下手な人たち"に視点を当てた、いつも通りのオフビートなロードムービー。いまおか作品に出てくるクセ強キャラへ>>続きを読む
出国前、登戸にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」にポコニャングッズ目当てで訪れたのだが、先生の私物(くたびれながらも綺麗に手入れされた革の鞄が印象的だった)や制作におけるモットー、影響を受けた映画や>>続きを読む
さっき観たマッドマックス3作目の車ロス(カッコいい車たちの暴走、カッコいい車たちの横転)を晴らせた気がする、ずっと観たかった『黒木太郎の愛と冒険』。冒頭の語り、タイトルバックの出し方が洒落てる。ジメジ>>続きを読む
ファンタジー色強めのアドベンチャーアトラクションすぎてジョージ・ルーカスの映画かよとなった。シリーズものの宿命と分かりつつ、ハリウッド資本が入って大衆向けかつ子供でも楽しめるエンタメ映画に寄せた感があ>>続きを読む
スピードと暴力だけが生き残ったディストピア。この荒れ果てた感じとCG無しのハリボテ感はMAD MAXシリーズを観る前に漠然と抱いていた世界観そのものだった。正直台詞無しでも分かるくらいにシンプルなスト>>続きを読む
高校生の頃何度読んだか分からない『書を捨てよ、町へ出よう』。冒頭からの尖りっぷりが凄く、ありとあらゆる芸術(上位も下位も問わず)へのリスペクトに溢れていて胸が熱くなる。これはでっかいスクリーンで観るべ>>続きを読む
お母さんがMAD MAXシリーズ大好きで勧められて鑑賞。石井岳龍の『狂い咲きサンダーロード』に通ずるものがある。
低予算映画感が滲み出ていながらこの面白さ、スタントマンも何人かいるけれどほとんど本物の>>続きを読む
空気階段のネタ(かたまりが9 3/4番線だと思ってひたすら壁に箒に跨って突進するやつ)見たら観たくなり。小学生ぶりに観たけれどこの世界観は今でも圧倒される。
ドイツ出身の監督ということで、まさかのアマプラにオフュルスの『永遠のガビー』(1934)。配信で観れるなんてすごい時代だな。彼女に魅了されるあまり自殺を図ってしまう男、男のせいで命を落とす妻など、関わ>>続きを読む
クルーゾーデビューが『囚われの女』だったのでこれで正しい1からのスタート。サスペンス仕立てながらコミカル要素も挟みつつ、前半はテンポ良く進み普通に面白いので拍子抜けした(『囚われの女』のイメージが強す>>続きを読む
妹の将来のために影でコツコツ貯金をし、自立を望む妹から離れてやるために自ら刑務所に入る男の中の男。18にして男に溺れず依存せず、自立心を保ちながらたくましく生きる大谷直子に圧倒される。そんな彼女を惚れ>>続きを読む