Sakuraさんの映画レビュー・感想・評価

Sakura

Sakura

映画(956)
ドラマ(6)

情事(1960年製作の映画)

4.0

愛の不毛三部作の第一作『情事』。アントニオーニのミューズでかつての恋人だっただけあり、モニカ・ヴィッティを映すカメラの瞬間の美しさは素晴らしい。彼女の醸し出す美しさに心を救われつつも、同年公開の『甘い>>続きを読む

探偵物語(1983年製作の映画)

3.0

併映が『時をかける少女』という角川映画黄金期、当時18,19歳でまさに人気絶頂の只中にいた薬師丸ひろ子と、絶頂期から晩年期の狭間にいた松田優作の“探偵”物語。甲高い声でまだ純粋な心を持つじゃじゃ馬娘の>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

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山内マリコの小説で一番好きな「ここは退屈迎えに来て」。映画にすることで良かった点はプールのとこくらい。

好きな人と一緒にいる。好きな人が“私”と、“あたし”と、一緒にいてくれてる。だから同じ気持ちで
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ホワイト・ガール(2016年製作の映画)

2.0

男とドラッグとセックスが揃うと最悪ということだね。誘き寄せの罠。向かう先は破滅。

羽田へ行ってみろ、そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている(1989年製作の映画)

3.5

gyaoで『課外授業』のタイトルで観れる。まんま相米慎二のションベンライダー。若さ、勢い、衝動。エロと青春の丁度いい配合。デビュー作にありがちなこういうロマンポルノが好きだなと思うし、中島小夜子が可愛>>続きを読む

狂ったバカンス(1962年製作の映画)

3.0

16歳の小悪魔美少女に結婚を迫るもひたすらに遊ばれるイタいおっさんの話なのだけれどカトリーヌ・スパークが可愛すぎておっさんの悲壮感すらも霞む。

ウッドストックがやってくる!(2009年製作の映画)

3.0

大好きなディミトリ・マーティンが出ていた。出来ることならこの時代にタイムスリップしてジミヘン観てピースフルなヴァイブス感じたい。ヒッピームーブメントの渦中にいてみたい。私なんかすぐ死にそうだけれど。

夏の妹(1972年製作の映画)

3.6

すーたんのキャラが結構ツボで半分コメディとして観ちゃったけれどラスト10分が本当に良い……

恋の渦(2013年製作の映画)

2.0

人のセックスを笑うなという映画がありますがこのセックスは笑いましょう

フィスト・ファイト(2017年製作の映画)

3.0

ビッグ・ショーンのI don't fuck with youを学芸会で娘と踊るチャーリー・デイの父役がハマりすぎ、理想の親子像すぎるね。熱血教師が似合いすぎるアイスキューブにボコボコ殴られるのは本当に>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.0

エル・ファニングが菜々緒みたいなサイボーグ醜悪女たちからブラックホールに突き落とされる映画。途中挟まれる三角形のアニメーションの意味を考えひたすら怖くなったラスト20分間。
夕暮れ時の広い道路、車、ネ
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救いの接吻(1989年製作の映画)

3.5

ブリジット・シィの顔周りだけを捉える冒頭の長回しを終えやっと画面に現れるフィリップ・ガレル。ジョン・カサヴェテスのようなアップショットが続き毎度恒例の家族総出で愛について語りまくる会が始まる(超苦手)>>続きを読む

ハード・キャンディ(1999年製作の映画)

3.0

Mean girlsの元ネタ?90年代後期の時代性、しかも悪い部分ばかりがどっぷり反映されててかなり胸糞悪い映画です。
人道的なことを平気な顔してやってのける姿は同じ人間であることを疑うレベルの耐えら
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

2.0

ミニミニ大作戦のリメイク。実家は2000年最終モデルのいわゆる最後のローバー・ミニに乗っているんだけど、突っ込みたくなる点がたくさんありました。色々浅すぎるぜ

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.5

国会議事堂、皇居での無許可ゲリラロケ、東急の屋上からばら撒かれる万札5億分、群がる群衆、むちゃくちゃなカーチェイス、当時の社会のぶっ飛びいかれ具合よ。いい意味でも悪い意味でも前のめりだった当時の日本国>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.5

シャイア・ラブーフが幼少期に父親から受けた暴力によるトラウマを回想する自伝的映画。
物語は現在のカウンセリングを受けるシーンと、その原因となった過去の回想シーンを行き来する。(あまり交互に描く意味を成
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太陽の下の18才(1962年製作の映画)

3.5

眩しい太陽と輝く海、カトリーヌ・スパークのキュートな笑顔にメロメロしてたら終わってた!60年代ファッションはやっぱり永遠の憧れだし世の中下らないことばかりなので今すぐすべてを投げ出してかっこいいツイス>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

公開初日、緊急事態宣言が出てから約2ヶ月ぶりの映画館鑑賞。怖かったから人の少ないレイトショーで。ジャームッシュが大好きな人たちを集めてロメロに捧げたかったのだろうな〜という、「なんとか記念」的作品な匂>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.5

ゲーム大好き、wi-fi命、女の子みたいな可愛らしい風貌を持つ14歳の都会の男の子トマが夏休みの間お父さんの暮らす田舎へ遊びに行き、ある出来事をきっかけにフランスからノルウェーまで渡り鳥と共に旅をする>>続きを読む

暗く不気味に静かな日(2014年製作の映画)

3.0

私利私欲に溺れた哀れな島人たちと、私利私欲を考えず人のために商売をし慎ましく暮らす一人の男の話。うまくいかない島人たちは成功する彼を羨みそのずるく卑しい頭を働かせるも神は見てるぞgod only kn>>続きを読む

ストレンジャー/謎のストレンジャー(1946年製作の映画)

3.5

一見平和なアメリカ・コネチカット州のスモールタウンに歴史教師として潜伏するウェルズ扮する元ナチ高官をハイエナの如くジリジリと追い詰めるナチ残党狩りサスペンス。第二次世界大戦の翌年にこれを世に出してしま>>続きを読む

つかのまの愛人(2017年製作の映画)

4.0

フィリップ・ガレルの映画はだいたい女が主導権を握り愛した男が破滅する。愛に纏わる論争劇は相変わらず健在で、愛なんて知らないから今回もどっと疲れた。自分の性格がひねくれてるだけかもしれないけれど、女は一>>続きを読む

青い体験(1973年製作の映画)

3.5

母親が死に、残された父と三人の子供、そして新しくやってきた若くて美しい家政婦の女(ラウラ・アントネッリ)。一家の男たちは喪に服す間も無く彼女の性的な魅力に誘惑され、やがて父は彼女に求婚、まだ中学生くら>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

子供嫌いの恐竜化石オタク博士グラントがハモンド氏の二人の孫とジュラシックパークでの濃密な交流(せざるを得ない状況)を通して子供嫌いを克服、最終的には二人の父親なのではと思うくらい立派な大人のおじさんへ>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.5

やっぱり音楽とエディ・マーフィーの勢い突破の早口技が最高。ローズウッドはミキサー車で暴走し始めたり銃を持つと豹変したり部屋が不気味な亀屋敷だったりといつのまにか手に負えない変人へと化していて笑った。タ>>続きを読む

しびれくらげ(1970年製作の映画)

4.0

やっぱり増村保造の手にかけられた女はシャキシャキとしていて好きだなあ。渥美マリ、世間が評判するほど別に好きでもなんでもなかったけれどこの役の彼女を見てかなり好きになってしまった。基本周りの男たちにブチ>>続きを読む

それいけ!アンパンマン ゴミラの星(2001年製作の映画)

4.0

アンパンマン映画の中で一番SFだし一番泣ける。ゴミラはカレーパンとか食パンとかパン系の仲間たちを守るために自らを犠牲にして星になった。ゴミラありがとう。とにかく感動した

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

4.0

まず「みじかくも美しく燃え」という邦題が素晴らしく良い。二人の結末は見えているしうまくいかないことも分かる。それでも決して不倫のドロドロとしたところを描かない。許されざる愛の逃避行は美しい光と自然、み>>続きを読む

かくも長き不在(1960年製作の映画)

4.0

不在の人を不在のまま思い続けることの苦しさ。90%だった記憶は季節を重ねる毎に破片のようにポロポロと零れ落ち、80、70と不確かなものへと成り果てていく。一方でそれを埋めようと召喚する脳の記憶は自らが>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.5

一晩で終わる簡単なちょろい仕事、midnight run。観てるうちにロバート・デニーロとチャールズ・グローディンのまぬけコンビにどんどんハマってってしまった。ヘリ戦、カーチェイス、銃撃戦、やることな>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

監督・脚本・主演すべてジョン・ファブロー。グルメ映画だと思ってみたら大間違い、彼のやりたいことを全部やってやりました感が伝わる大変すばらしいロードムービー。セクシーで色っぽいスカーレット・ヨハンソンも>>続きを読む

アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.0

求婚を受ける・受けないの意地っ張りは勝負の決まらない長い綱引き合戦を見ているよう。男女の駆け引きあるあるが10分の中にきちんと収まっている。水彩絵具で描いたような淡いパステルカラーのタッチが綺麗。日本>>続きを読む

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

4.0

闇へ堕ちてしまった女に恋をし、こちらの世界へと誘うも結局女を救うことのできない男の無力さよ、天使のはらわたシリーズ。ブルーフィルムをきっかけに人生が狂ってしまった名美と、フィルムの中の名美に本気で惚れ>>続きを読む

痴人の愛(1967年製作の映画)

4.0

原作で割と重要な「中年男が少女を引き取って飼育し育て上げるまでの過程」を増村は見事に端折っているのでナオミ役の安田道代が根っからの我儘オテンバ馬鹿女にしか見えずちょっと残念。そして個人的な話をすると安>>続きを読む

狂った果実(1981年製作の映画)

3.5

シャープで刺々しいルックスや世の中への冷めた態度含め蜷川有紀の醸し出すファムファタールっぷりが異常。昼はガソリンスタンド店員、夜はぼったくりピンサロボーイとして働く金のない上京学生が不良グループの令嬢>>続きを読む

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