1990年公開のSFホラー映画。超低予算映画（150万ドルなので大体1億ちょい）ながらイギリス・アメリカでバカ売れしたという、俗に言うカルト映画。でも「ブギー・ポップ」といったバンドが参加してたりする。
最初に言いますが、あまり他人におススメできない映画です…それでいて自分の嗜好を決定させた映画でもあります。もろマッドマックスかもしくは北斗の拳といった世界観、あからさまな性的表現、そしてちょっとチープな映像等々普通の人が見たらＢ級、いやもしかしたらＣ級とすら評価されるような作品かもしれません。ですが、ハマる人は本当にハマる映画！まず本作に出てくるロボット「マルコ１３」が魅力的。金属製のガイコツに星条旗、というデザインは衝撃的です…見た目的にも、その象徴的にも。更にその設定も秀逸。何度倒したと思っても倒れない、それに更に輪をかけて銃といった武器（←ここ重要）で倒すイメージが沸かない「マルコ１３」に対し奮闘する訳ですが…そのラストも非常に面白い。あれで死ぬのかー、と感心するか納得できないかでこの作品の評価は別れる気がします（自分には象徴等を色々妄想して、感心しましたが）。
とにもかくにもドラッグ的な映画です、映像的な意味でも。アブサン…否、これはもう密造酒ですね、そんな感じの映画です。万人にはけっしておススメできないのでこの点数。自分的には大好きですが（苦笑
