悪者どものキャラ立ちが半端なく、改造車もヒャッハー感も仕上がっている作品。とりわけヒューマンガスと呼ばれる敵ボスは名前もキャラも際立ってました。
マックスも肩にプロテクターがついた黒い革ジャンのスタイルにパディ犬とV型8気筒を積んだインターセプターの組み合わせがカッコいい。
ついでに、モヒカンのウェズ、ブーメラン使いの野生児、ヘリコプター乗りなどの脇役たちも個性的で、この尖りまくった終末世界にMADな彩りを深めています。
ぜひ、この世界観を受け継いだとされる漫画『北斗の拳』の実写映画化は、ジョージ・ミラー監督が担ってくれると嬉しいことこの上なし、です。
血と暴力の世界が凝縮された97分。