キタ、2作目にしてキタ。喜んでいいのかわからないが、とにかく世界が荒廃してきた。
3部作×4シリーズ、ぐるぐるローテーション。
Part.Ⅵ。2周目③。
世界的な“燃料不足”。
世界は荒廃し、一般人は搾取され、追いやられ、“スピード”と“暴力”だけが残った、、、と。
“暴力”はわかるけど、なぜもう1つが“スピード”なのか、なんていう野暮なことは聞いてはいけない。
とにかく、どこもかしこもドロ沼の戦争によって荒れ果てて、強い者だけが生き残り、力と資源を欲しいままにする、そんな世界になった。
そんなこんなで、いよいよこの2作目から『怒りのデスロード』っぽくなってきた。知ってる感じになってきた。
1作目と2作目の世界の変貌ぶりに一瞬たじろぐ。
その中でも“マッド”な“マックス”は常に脅威に晒されながら孤高でハードボイルドにしっかり生き抜いている。
しかし彼も例に漏れず“燃料不足”に苦しみ、ガソリンを探す。
探してると、製油施設に行き着くが、そこもそこで別の暴走族に狙われていて、そこのいざこざに巻き込まれていく、、、そんな話。
前作の最後の足の怪我も器具で補強されてて、その辺も“マッドマックス”感を掻き立てる。
そう言えば『フュリオサ』も、予告編で片腕が機械化してた気がするが、その辺も寄せてるのかな、気になる。
“マッド”なマックスは、全面戦争に付き合うつもりはなく、お互いが臨戦体制のうちに両者を取り持つ風な感じを装いながら、自分の燃料だけ手に入れて早々に引き上げるつもりだった。
しかし、、、だがしかし。
自分の愛車“インターセプター”が、、、めちゃくちゃカッコよかったのに、、、。
もはや“マッド”なマックスの運命は決まっていたかのように、順当にスイッチが入り始める。
「よかったら、俺に運転させてくれ」
ボロボロの体で結果的に一度断った大役を引き受け雪辱を果たさんとする姿、ハードボイルドでマジでカッコいい。
これは現代の技術で『怒りのデスロード』化させたい気持ちがよく分かる。
ただ、この古き良きレトロな80'sの感じでぶっ飛ばしてる感じもまた、良い。
今思えば、要所要所で『怒りのデスロード』で観たシーンやプロットもあってエモい。
先に観ておけば映画館で歓喜していたに違いない。
あの手この手で燃料を奪いに来る賊どもを見事蹴散らしながら目的地に辿り着けるのか。
ハードで勇ましい“マッド”なマックスのタンクローリー爆走、迫力と見応えハンパない。
ジャイロキャプテンなる、空飛ぶ“相棒”。地味にひょこひょこ出てきて存在感があって良い。
何やかんやマックスの良き理解者で悪いヤツではないのはよく分かった。
「、、、マックスがどうなったかは知らない」
この終わり方、、、次どうなるんだろう、ワクワク止まらない。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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