べべ

東京オリンピックのべべのレビュー・感想・評価

東京オリンピック(1965年製作の映画)
4.6
美しい映像の数々、これが黒澤明が見込んだ宮川一夫の映像か。

オリンピックという筋書きのないものに緻密な脚本が練られて構成されたこの映画はただの記録映画に留まらず高い芸術性をもつ。

撮り方は望遠レンズを日本中からかき集め選手の表情、癖、動きの美しさを捉えている。

記録映画やただのインフラ、文書の記録はやはり記録やモノに過ぎずそこに芸術性が無ければ後世に残るものにはならないと感じた。
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