東京オリンピック(1965)を観て、美しい映像の数々に魅了され市川監督知った。
冒頭、ドキュメンタリー調でありながら役者が作る虚構の世界に果たしてこの取り組みは面白いのだろうかと疑問を抱いたが、下北沢のざわつきを様々な人物を丁寧にタッチすることで演出し、粗いものを逆の丁寧なソフトさが引き出すという面白さがあった。
また、狂四郎、フジコヘミング達の言葉はいつまでも残る好きな言葉だ。
下北沢は川のたまり場そして最後に噴水のように弾けるその様は不思議なカタルシスを産みいい映画だったと思わせるから面白い。
最後に好きな言葉を書き記したい。
期待しただけがっかりするもんだけど
いいじゃない
がっかりより夢の方が一つ多ければ。
Byフジコヘミング