ミミック

ベイビー・オブ・マコンのミミックのレビュー・感想・評価

ベイビー・オブ・マコン(1993年製作の映画)
3.7
マコンという町に神の子が誕生してから人々の争いが激しくなる。とても言葉では表しにくい神話的な世界観。今思いついた例えはあれかな、『マザー!』の終盤の展開が二時間ずっと見せられてる感じ。昔のギリシャ演劇がモチーフだったりする?リアルと虚構のちゃんぽん具合にクラクラ。赤一色の装飾と全身青色の従者の対比。208回もの罰を受けるシーンがとてもショッキングで舞台美術も鮮烈。広い空間をワンショットでじっくり動く特徴的なカメラワークは、特にラストのカーテンコールで効果的に使われてた。
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