ベイビー・オブ・マコンの作品情報・感想・評価

「ベイビー・オブ・マコン」に投稿された感想・評価

McQ

McQの感想・評価

5.0
またまたグリーナウェイ監督作品ですが、これは監督作でも群を抜くエゲツなさではないかと、、

途中退場者続出してもおかしくないほどクレイジーでありました笑

中盤までは満点つける気満々だったのに、そうはさせんとばかり、監督の変態かつエゲツない攻撃が容赦なく襲いかかります。

クライマックスでは椀子そばの如く次から次へとおかわりが、、

正に地獄絵図。

遠目から描かれていたので苦しいながらも個人的にはギリギリ許容範囲、、(^^;

正直スコアつける事自体迷いましたが、それ以上にこの作品への称賛の気持ちが上回ったので、結局満点!

舞台と観客、更にそれを観る観客の壁を取っ払い、加えて舞台に虚実を盛り込むという革新的な構造。

こんな映画観た事ない。

あらゆるタブーを突き破り、観客を突き放すおぞましい演出!

万人ウケなど微塵も考えていないと思います。素晴らしい!
彼の最大の助っ人であったマイケル・ナイマンがあまりのえげつなさに作曲を拒否、以降袂を分かったという曰く付きの作品。確かに今まで以上のタブーを犯している。私の大好きな視点の移行、劇中劇、過剰な描き込み、絵解き要素がいっぱい。グリーナウェイの真骨頂。自分を試される作品で、カウンセリングを受けてる気になる。無垢なる者を犠牲にするというのは民族を超えて人間の根源の部分にあるのかな…と畏怖する。
グリーナウェイの空間設計の真骨頂を観た。
絢爛豪華なセットを縦横に捉えるキャメラや、大量のエキストラそれぞれに振り付けを施した演出は相変わらず。
ただ、今作ではセットが様々な顔を見せるため、演劇的なる空間と、映画的なる空間との往復が実現している。これが本当に凄まじかった。序盤、単純な切り返しを中心にカットを組んでいた為、これはまさかと思っていたところに、あの転換と移動撮影が来た感動。単純な切り返しを用いて明確に区分けされていた「第一段階」の「虚=舞台」と「実=大公などの観客」が、移動撮影によって綯い交ぜになるのである。
作劇と連動したことによる、ラストの衝撃も巧かったように思う。

で、以下そのラストについて、若干のネタバレ?を含んだ考察まがいを記す。





ラスト、観客席一同がキャメラに向けて礼をすることから、キャメラの捉えていた装置全てが舞台であったことが自明となる。
問題は、その折に聞こえる拍手喝采。
キャメラに向いたお辞儀が、我々に向けたお辞儀なのか、それともそこに「真の観客」があるのか。
しかしあの惨死の真偽判断に当たって、拍手喝采が明らかにフレームの外から聞こえることを考えると、酷く後味が悪い。
芝居の陰湿な舞台裏を、我々観客は神の視点たるキャメラで見つめていたのだから。
芝居の主題を「搾取」とするならば、ここでは現実の死や暴力さえもが物語として「搾取」されているという皮肉が伺える。無論、その矛先は我々=現実の観客に他ならないだろう。




とまれ、いつものグリーナウェイ節に加えて、代表作の『コック-』も凌駕しうる空間演出もとい空間設計が素晴らしい作品であったことに違いはない。
私的には、清貧を騙る教会の陰湿さを示す描写が、皮肉に満ちていて面白かった。
デンジャラス感、半端ないって!人にはおすすめできないグリーナウェイの問題作。後味が悪いので要注意。芝居とそれを見てる観客がいる設定だけど途中から芝居と現実が入り乱れる。直視したくないきついシーンもあり、軽い気持ちで2度見はできないけどグリーナウェイの描く世界は凡人には考えつかないような異次元の魅力がある。表現方法が過激すぎるけど人間の欲をあぶり出したかったのだとしたらよくできた傑作。終わり方も呆然だけどちょっと笑いたくなった。
zatoo

zatooの感想・評価

3.0
こう言う類いの作品はいつも評価高くしないくせに、鑑賞してしまう。
評価高くしないと言うことは、本当は嫌いなんだとやっと気づいた。

耐久ないなー。
きつかったー。
すこぶる体調いい日に見たのに、食欲なくしたのとレイプが長くて長くて早送りした。(10秒も見れません。)
そのあとから見る気なくして一気にラストに早送り。
ラストは「コイツらなんなん。」と客観的に呆然としてしまった。

この作品をカルト映画の生涯最後にします。もうこう言ったものは見ません。
それぐらいパンチがすごかった。

ここまで気持ち悪くなった作品だから少し加点しとく。。
しばらくハッピーな映画で頭ん中お花畑にしないとな。それぐらい強烈です。。
ある赤ん坊の母ポジションを手にいれた女性が主人公の、変なお話です(^-^)

異彩を放つ作品です。

世界というか、主人公達の住む宇宙が舞台上にあると思って見るような感じかと・・

・・何を言ってるか分からないかも知れないですけど、私も何を見たのか よく分かりません(^-^;

見易さ★
独特な雰囲気★★★★
お色気★
後味の悪さ★★
あーぁ

あーぁの感想・評価

2.7
絢爛豪華な地獄絵図。
これが噂の200人延々レ○プ。

醜いババアから可愛いチン子した赤ちゃんが生まれ、世は奇跡の子と崇める。

そこにその子供は処女懐胎した自分の子供だと宣言した女が現れ…

いやぁ聞きしにたぐわぬワケワカメ映画でしたな。

全編舞台劇のような作りで物語を演じる役者とそれをみる客という視点が入り乱れ、何が劇で何がリアルなのか見てるうちら側も訳わからんくなっていくというやつ。

言うほどグロくはないが違った意味でグロい映画には違いない(´Д`)
さすがグリーナウェイ。
観た後の気持ち悪さはギャスパー・ノエとこの監督ぶっちぎりかと。

無駄に美術や衣装が絢爛豪華でその対比の醜さがまた(´∀`)

ややあって処女懐胎やって言い張る娘に処女かどうかはレイプすればわかる!よしやろう!つって見てる観客や舞台の役者までよってたかってヒーハーして、何故か集団ヒーハーが映画終盤10分くらいの尺で続き、あんまり激しかったんか女は死んで、赤ちゃんの死体と一緒に並べてハッピーエンド。

そんな素晴らしい役者達の舞台劇に観客は拍手喝采で映画は幕を閉じましたとさ。

何これ(^ω^)?


まず子供の時にみたこの監督のコックと泥棒も気持ち悪くて合わなくって大人んなって見たらなんか分かるんちゃうんか?と見たがやっぱり合わんわ。

舞台とリアル、虚構と現実みたいな回りくどい演出もスカン。

総じて好きになれん映画やった。うん、しんどい(´Д`)

とりま乳飲み代理母の選出に汚いおっさんが代わる代わるおっぱいの味見するんですが、そこだけは一度はやってみたい!
クレミ

クレミの感想・評価

3.4
今の気分的に、見なくてもよかったいや見なきゃよかった…

醜い女から美しい男児が生まれ、女の姉が自分が処女懐胎で産んだ子だと主張したことで、2人は神様のように崇められる事になる、というストーリー。豪華絢爛で鮮やかな舞台セットからは想像もつかないほどエログロで救いようのない、生理的に受け付けられないインモラルさ。最後の女への惨すぎる仕打ちはちょっと見ていられなかった。お腹が痛い。

現実と虚構がだんだん混じり合っていく構造は結構好きな組み立て方。グリーナウェイは何本か見てみようかなと考えていたけれど、この様子だとこの他のは見れないかも。
劇中劇。エロくもなくグロくもなくただ狂っているが無味乾燥。
セットや衣装の豪華さはすごいが他は虚無。監督のコメントにもピンとこずあの狂気にも関わらずここまで何も感じない映画はすごい

と、当時の自分が感想を書いてる…
今観るとまた違うのかな…
makimaki

makimakiの感想・評価

3.8
かなりグロかった思い出が。
舞台なのか、現実なのか。
わけわからなくなる豪華絢爛。
音楽、ナイマンじゃなくて残念。
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