qp

一枚のめぐり逢いのqpのレビュー・感想・評価

一枚のめぐり逢い(2012年製作の映画)
3.5
 ローガンは戦場である女性の写真を拾うために移動したことで一命を取り留めます。愛犬ゼウスとその女性ベスを見つけ、一緒に働くことになり、という話です。

 メインの話は笑いのない恋愛一本の王道のストーリーでよくできています。脇役の犬たちや息子のベン、ベスの祖母エリー、元夫で悪役キースなどいい形でストーリーに絡んできています。モテル男目線で話が進むところに特徴があります。

 ただ、ローガンがベスに出会うまでが無理があったように思います。よくそんな簡単に見つけたなという気持ちになりました。また、ローガンが来た事情をベスにしっかり説明できなかったことや愛情への発展など、メインを貫くために無理があったように感じます。戦場での写真をきっかけに、というところが面白かったことから、これらは残念でした。

 ベスを演じるテイラー・シリングのことはよく知りませんでしたが、普通の美人で良い雰囲気が出ているなと感じました。安定した作品を観たい時にはお勧めです。
qp

qp