シドニー・ルメット監督作品なのでレンタル鑑賞。
質屋業務での常連とのルーティーンな日常から淡々と始まる序盤だが、アウシュヴィッツでの経験により極度なPTSDに心病む主人公。
日付が止まった捲られないカレンダー。
サブリミナル効果(古!)入りのフラッシュバック。
手を差し出されても繋ごうとしないシーン。
電車内で錯覚を起こす収容された(ユダヤ人)囚人達。
戦争経験の無い若輩者の自分にも解った気になっちゃいるが何も解って無かった度し難いエンディング。
主人公ロッド・スタイガーの圧倒される演技。
クインシー・ジョーンズのSoul Bossa Novaなどの劇伴も個人的にはPerfectなチョイス。
邦題とジャケで損してる、なかなか渋攻めで好きなタイプの映画でした👍️