シドニー・ルメット監督作品。ホロコーストで一人生き残ってしまった男の苦悩と困難を描いたとてつもなく悲しい、いや、残酷なお話です。
彼の作品は大好きですが、本作も面白かった。面白かったと言っていいか分からないけど、作品として良かった。当時の社会問題を題材にしている作品が多いだけあって、本作もかなり重たい内容ではあります。
全編シリアスな雰囲気。物語通して嫌な方向に向かって行くんですが、最後、さらに落としてきます。スッキリはしませんね。
一見単純なタイトルですけど奥が深いですねこれは。"質屋"に一体何を預けてしまったんでしょうか。