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グリーンマイルのSSのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンマイル(1999年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

大半は監獄の中で、3時間もあるのに飽きることなく見れる素晴らしい映画でした。
中盤からまさかファンタジーが入ってくるとは思わなかったです。物語全体はとんでもないリアルさで描かれており、少々のファンタジー要素が一切物語を邪魔していないのが凄かったです!パーシーやウォートンといった映画史に残るほどの胸糞悪いキャラ達も人間の善悪の境を曖昧にするキャラとして重要なものとなっていました。三回ある電気椅子のシーンは何回見ても慣れることはなく、手に汗握るような緊張感のあるものでした。ラスト30分は、ジョンが悪くないことは分かっているのに止められない苦しさが続き、辛いものでした。
人種問題、冤罪、死刑執行など様々な重いテーマを孕みつつ、見事にまとめられた素晴らしい傑作でした!
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