このレビューはネタバレを含みます
馬を基点に話が進んでいくのね。
戦争に翻弄される馬たち。
馬に限らず、人間社会に動物が合わせているんだよね。
地球の侵略者、人間。
道具として使われるため、金で売買される。
そうやって考えると、忍びない。
心優しい人々との心の交流が救い。馬がとても健気。。
んー、でも馬を基点に進む分、アルビーとのつながりを描くのが少し弱かったように思う。
馬がいろいろ表現するのはすごいなと思うけど、中盤はなんかあまりなくてもいい気がして、散漫になっちゃってる感じがするなぁ…。
突如アルビーが戦争にいってるし。時間の流れがよくわからなかった。アルビーと幼馴染たちが戦争に赴く場面も描いてくれたら、もっと感情移入ができたと思う。
って思ったら、これ児童小説なんですね(^_^;)
だから馬メインなのか。。
ちっちゃい子に見せるにも、なーんかリアルだし、中学生にはいいのかな?
メインターゲットがわからん。
ファンタジックに魅せるのか、リアリティーに魅せるのか、どっちも表現しようとした結果、中途半端な印象なのかなーって思ってます。
いろいろ盛り込みすぎかな。