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戦火の馬のryodoのレビュー・感想・評価

戦火の馬(2011年製作の映画)
5.0
スピルバーグの隠れた名作。

第一次世界大戦を背景に少年と彼の愛馬ジョーイの深い絆を描いたお話🐎


ずっと温めてたやつ鑑賞。


コレは…あまりにも傑作✨
何を取っても文句のつけようが無くて満点。

イギリスの田舎に住む青年アルバートのもとにやってきたジョーイ🐎

美しい草原と馬✕壮大な音楽…もうオープニングから引き込まれた。第一音でジョン・ウィリアムズを感じたもん(笑)
そして、
主人公役のジェレミー・アーヴァイン!
推しのピュアピュアなデビュー作🥺
元々主演はエディ・レッドメインの予定だったらしいけど、無名だったジェレミーが抜擢されたらしい。推しの発掘に感謝🙏

アルバートはジョーイと絆を築いていくが、
第一次世界大戦が始まりジョーイは軍馬として駆り出され離れ離れに…

新たなジョーイの主人はまさかのトムヒ!!
軍服似合いすぎ…しかも紳士な英兵🤤
そしてベネ様も出てきて超豪華…。
WW1って塹壕戦のイメージしかないけど、
始まった頃は騎兵隊が戦ってたんだ🤔

以降はジョーイの主人が次々と変わっていく感じ。

時には敵側のドイツ兵の馬になったり…(ドイツ兵役にはデヴィッド・クロスも出てた🥺)
でも全体を通して言えたのが、
「馬好きに悪い奴はいない!」ってこと。
それがめちゃめちゃ素敵だった✨

そして、中終盤は一気に戦争映画!

意外にも本作はスピルバーグが初めて撮ったWW1の作品らしく、馬がメインではあるけど戦争描写にも力入ってた😳
塹壕を駆ける馬!素晴らしいショット!
…というか、
ジョーイ役の馬が俳優すぎるっ!!🐴
どうやって馬にあんな演技させるの?
彼にアカデミー賞最優秀主演アニマル賞を!

そんで戦争のハラハラを味わった後に…
あの感動の結末は落涙不可避なんだわ😭😭
勿論本作は小説原作のフィクションだけど、WW1ってクリスマス休戦があったくらいだし…本作の様々な奇跡を信じたくなった。


もう…ストーリー、キャスト、演技、映像、音楽…何を取っても完璧✨
スピさん、毎度オールタイムベスト級を届けてくれてありがとう。



人形師とパペットによる舞台版もめちゃめちゃ良さそう…観たい。
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