フワッティー

ショック集団のフワッティーのレビュー・感想・評価

ショック集団(1963年製作の映画)
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アメリカ社会の闇を暴き出すスリラー。

南北戦争に出兵したと思いこむ男、自らが受けた黒人差別のあまり、自分を白人と思い込み差別主義に陥った男、原爆の研究に携わり幼児退行した男。

狂った社会に狂わされた男たちが多数登場する。主人公の記者ジョニーも例外ではない。ピュリッツァー賞を求め、精神病棟に潜入した男が辿る道は、成果主義を嘲笑うかのようである。

サミュエル・フラー監督凄まじい。もっと他の作品も観たい!
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