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「ショック集団」に投稿された感想・評価

サカナ

サカナの感想・評価

3.7
ピューリッツァー賞目当てで、殺人事件の起こった精神病院に病人のふりをして潜入するが…ってやつ。
ガッツリ社会派映画だった。
yoko45

yoko45の感想・評価

4.5
 精神病院で起きた殺人事件の犯人を突き止めるため、記者ジョニーは恋人キャシーに妹と偽らせ、自身も狂人を演じ病院内に潜入。ときおり正気にもどる患者たちから少しずつ情報を得て真実に近づくも、しだいにジョニー自身の精神が崩れて声を失い恋人のことも…
 冒頭ジョニーに指南する人物が東洋系だったり、人種差別問題なども盛り込まれて話の内容も興味深いし、患者の記憶の断片?として鎌倉の大仏や富士山が出てきたり、ジョニーが目を閉じているときに現れる妖精のようなキャシーの姿など、映像もまた興味深くて引き込まれました。
 人は自分を演じている、何かを守るために演じている、触れなくても良かったものに到達したときには正気を失っている、なかなか怖い作品です。
 
(メモ)
東京暗黒街の映像?
本作1963、カッコーの巣1975


 
患者を装って精神科病院に潜入取材する記者が、やがて自身も正気を失っていく。野心に取り憑かれ常軌を逸した記者や局長、治療として虐待する医師らの方がそもそもクレイジーな構図だ。そして病棟はアメリカの暗部の縮図、患者たちはその犠牲者。戦争や人種差別や赤狩りに傷ついた者、国策に翻弄された科学者(オッペンハイマーとフォン・ブラウンを足してモデルにしたようなボーデン博士)が、妄想に逃げ込んで囚われているのが哀しい。
「神は滅亡を願うときまず人を狂わせる」とエウリピデスの引用があるが、記者はその声に君を傾け地獄巡りの旅をするうち、自らも狂気の犠牲者となる。そのシステムを作り出しているのは外にある社会だ。基本設定はナンセンスだけど、やはりサミュエル・フラー、冷徹で硬派な社会批評映画だった。
夢枕に現れる恋人の幻影、モノクロの陰影、カラーの記録フィルムといった悪夢的イメージの凝ったビジュアル。カオスが暴力となって激しく爆発するアクション。更に重要なのは、頭の中を説明する独白オーバーラップ、心にリフレインする会話という声の演出だ。妄想の語り部や偽りの証言はいくらでも口に出てくるが、恋人が説得する声は彼に届かず、彼がいざ発しようとすると出てこない声。真実の声は閉じ込められどこにも届かない。そんな絶望が続く長い廊下。
に

にの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

パッケージ(?)にもなっている主人公が襲われる場面が怖すぎた。
質問を投げかけても、自分の世界に入り込んでいるからなかなか会話が成立しないため、かなりのストレスになりそう。
いろんな療法を受けすぎたのと、患者と関わりすぎたことでおかしくなっていったのかもしれない。
nonc

noncの感想・評価

3.5
うーん、エキセントリックムービー。
役者さんの熱量が凄い。主人公が段々と壊れていくのがゾワゾワ来る。演技とはいえ黒人の方とかこの後の私生活は大丈夫だったんだろうか?とちょっと心配にもなる程。よく出来た映画だな〜。
mat9215

mat9215の感想・評価

4.0
KKKの頭巾をかぶる黒人の姿にガツンとやられる。スパイク・リー『ブラック・クランズマン』など足下にも及ばない。『偉大なるアンバーソン家の人々』や『狩人の夜』を手がけたスタンリー・コルテスが一つ一つのショットに気合いを込めて撮影している。寄りと引きのショットで顔の影とか表情が違っていて、ショットのつなぎはぎこちない。インパクトのあるショットのぎこちない連鎖が悪夢のような時空を形成している。ヒロインのコンスタンス・パワーズが披露する歌と踊りは、本作と同時期に製作された『裸のキッス』オープニングの坊主頭と同様に、観る者の意識に刻み込まれ悪夢の中に登場するだろう。

本作は1990年頃にアテネ・フランセでサミュエル・フラー作品が特集上映されたときに観た。『拾った女』、『東京暗黒街 竹の家』、『ホワイトドッグ』、『ストリート・オブ・ノーリターン』。もしかしたら、『ストリート・オブ・ノーリターン』上映前のトークインに登場したフラー本人を目撃しているかもしれない。『気狂いピエロ』や『ラスト・ムービー』のフラーの姿は鮮やかに記憶しているが、この目で生身のフラーを観たかどうかの記憶はあいまいだ。悪夢に現れることもない。
ICHI

ICHIの感想・評価

3.8
50年代のアメリカ映画で朝鮮戦争と赤狩りの影響を受けた傑作が数多くあるが、この映画もその代表作。濃淡の異様なハッキリした映像とヒリヒリする暴力感、サミュエルフラーの作品がもっともっと当たり前のように観られる日が来ることを切に願う。
kit

kitの感想・評価

3.8
タイトルに惑わされて「B級スリラーかな〜?」なんて思って見始めたら、A級ムービーだった!🤩嬉しい誤算❗️

ジャーナリストのジョニー・バレットはとある精神病院で起きた殺人事件の真相を掴むため、精神疾患者を装い自ら潜入捜査をする事に。
恋人キャシーの反対を押し切り捜査を始めたジョニーだったが、次第に彼は狂気に呑まれていき……なお話。


自らをKKKだと思い込んでいる黒人のトレント。
南北戦争の真っ只中にいると錯覚しているステュアート。
中身が6歳のおじい博士ボーデン。
妻を殺した元オペラ歌手パリアッチ。
性依存症の女達。
と(不謹慎ですが)癖が強くて面白いキャラクターが出てくる出てくる。
一人一人と対峙し、順々に謎を紐解いていくゲームのような楽しさのあるミステリー映画でした❗️


原題は“Shock Corridor”。
shockは衝撃やショック(療法)、corridorは通路や廊下という意味。
まさにこの通路での終盤のシークエンスは圧巻。
「イコライザー」や「ハーレイクイン」の例のシーンはこれが源流?🤷‍♂️

台所での乱闘も凄くて、画面をめいいっぱい使ったアクションが見もの!
殴る❗️投げる❗️叩きつける❗️そんなAボタンの連打のようなバトルが泥臭くて最高でした!


「鬱病のフリをしたら本当に鬱になる」いつの日だったか、そう叔父さんが言っていたのを思い出した。
mie

mieの感想・評価

3.5
もっと丁寧に狂う様を見せてほしい。
「こちらが深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている」
蟯虫亭

蟯虫亭の感想・評価

4.0
まさに戦場
発狂豪雨の迫力が凄い
殴り合いしてる時、隣で真顔で冷水に浸かってるおっさん2人が良い
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