【せめて囚人らしく】
素晴らしい!ゲテモノ食い、イカモノ食い🦑🐙が好きなぼくとしては最高のエンタメであり不条理スリラーの逸品!
新聞記者が精神病院に潜入捜査して殺人事件の真相を突き止める内容の筈…
めちゃくちゃ面白い。精神病棟で起きた殺人事件を追う新聞記者は、精神病を偽って潜入する。目撃者すらも信頼出来ない
精神病の言動の異常さの描き方が、過剰さがなく非常に丁寧。眠ってる時に歌を歌ったり、ガ…
真実を見つけるために、向けられていた視線がだんだんと逸れていき、最終的に一方向にしか視線を向けられなくなる。キャシーには最初から最後まで視線が向けられることがなかった。この視線の変化を全編通して我々…
>>続きを読む混沌とした編集と音響。シンメトリックな「ショックの廊下」。唐突に暴発する患者たちの狂気。当時のアメリカにおける精神病院の異常な実態を、フラーがエネルギッシュな演出力で抉り出した傑作。狂人のフリをしな…
>>続きを読むミイラ取りがミイラになる話。当時の精神病患者がこんな扱いをされたことは知っていたけれど、やはり映像で見ると辛いな…。こんなの治るものも治らないよ…。この病院の閉鎖空間が集団の狂気をより煮詰めていて、…
>>続きを読むミイラ取りがミイラになるパターンの先駆け
それ以前に同様の映画があったかは知らないけれど当時としては斬新なアイデアだったのかもしれない。
現代の視点で見れば全てが簡素過ぎるしリアリティがあるとも言…
新聞記者の主人公が過去に起こった殺人事件の真相を探るために精神病棟に忍び込むが、ショック療法を受けさせられてしまい犯人を突き止めるも本当に精神病患者になってしまう話。
終盤主人公が幻覚や幻聴が聴こえ…
当時のアメリカの精神病院の様子も垣間見える。実際にはもっと過酷な環境であったのは想像に難くないが、看護士と患者の関係性も含めて興味深い。
ストーリーとしてはあまり感心は出来なかったかな。設定と主題…
2023/3/10 3.7
まさにショック集団。
狂気に駆られるか、正気が勝つか。
重ねられる映像。リアルと精神世界のギャップの表現が面白い。そしてその往復も。
果たして正常な人間とは?
狂人になっ…