キミシマユウキ

007/ゴールドフィンガーのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
3.6
メキシコでの任務を終え帰還しようとしていたボンドはマイアミにて大富豪のゴールドフィンガーという男の金の密輸について調査を頼まれるが…

テレッッッッテー♫テレッテー♫テレテレ♫
かと、思いきや今回はこの音楽↓
https://www.youtube.com/watch?v=6D1nK7q2i8I
そう、なんだか聞いたことあるなと思ったら、日本のバラエティ番組「しゃべくり007」でよく流れてる。この曲は当時世界的ヒットをしたらしい。なので今回はこれを聞きながらレビューをお読みください(笑)
ということで新作「007 スペクター」にむけて過去作全作鑑賞シリーズ第三弾!
もう一年に一回作るのがコンスタントになってる撮影の速さにびっくりだ!

ファンの中ではかなり人気の作品らしく、007シリーズの地位を不動にしたらしい。たしかに一作目からどんどん勢いが増してきた気がする。
さて今回の敵は超成金大富豪のゴッドハンド鷹…じゃなくてゴールドフィンガーさん。裏切り者の女を全身金粉まみれにして皮膚呼吸をさせずに殺す、というとっても遠回りでバブリーな殺し方をする敵だ!!
(※ちなみに皮膚呼吸できなくなっても死ぬことはないらしいので、全身金粉まみれになりたい女性は僕の方までご一報下さい。)
初めて宿敵組織「スペクター」も出てこないので繋がり自体は薄いよう(?)だが、それでもやはりスパイ映画らしくなってきて楽しい。
そして三作目にして初のボンドカーが登場する!!
アストンマーチンがクールで秘密兵器満載だ。
防弾、発信機、煙幕、オイル、タイヤに回転刃、回転ナンバープレート、そしてボタン一つで助手席が吹っ飛ぶシステムまで!これでドライブデート中に女の子がつまらなかったらすぐ吹っ飛ばせるぜ!!欲しい!
Q「たまには壊さないで返してくれよ(トホホ顔)」
のお決まりもここかららしい。可愛いQおじいちゃん
敵側もレーザーでいじめてきたり(何か別の映画でオマージュされてた気がする)石像の首をチョンパしてしまう謎のシルクハットを持ってたりと楽しめる。
カーチェイスもスピード感が増し、アクションも前作ほどの量はなかったが少しずつ洗練されてきたように見えた。

ショーンコネリーボンドはすっかり見慣れたが、本当に片っ端からナンパしてく姿は尊敬。普通道路で抜いてきた女性を追いかけて話かけるなんてするか!?(笑)
ボンドガールのプッシーガロアはオナーブラックマン。
ん?プッシーて英語でマ○コのことだけどいいのか…?笑
一作目のハニー程の人気あるボンドガールらしいが自分にはおばはんにしか見えなかったので途中で金粉まみれにされた子やシルクハットで殺された子の方が好みだった。
と、いうか今回登場女性キャラの扱いが非常に雑な気がする(笑)


どんどん自分のイメージするボンドらしくなってきてワクワクが止まらない!ただ、コネリーボンドから二代目に変わったときに自分が果たして適応できるのか怖いくらい彼の虜になってるのだ心配だ!(笑)

~オマケ~
この連続視聴シリーズだが、とりあえずここで一旦休憩。二日間程は家にいないので観たけど書いてない映画のレビューを上げてきます。ボンドシリーズはまたその後までのお楽しみに!!


スパイ映画好き、ショーンコネリーのファン、そして女性を全身金粉まみれにしてあんなことやこんなことをしたいという変態の方にはオススメの作品。