ゆめ

サルバドールの朝のゆめのレビュー・感想・評価

サルバドールの朝(2006年製作の映画)
2.7
冗長すぎる。
この映画の描写からは「血気盛んな若者が、いたずら半分に犯罪を犯してその罪を償うことになった」という風にしか受け取れず、サルバドール側に肩入れすることができずに話が進んでいくので、映画の中の人たちと感情が乖離してしまう。なぜ皆サルバドールを愛し、そのために奔走するのか?
サルバドールの功(正義)か、体制側の罪(悪)がもう少し分かるように描いてあれば違っただろう。
この映画を見るスペイン人にとってはフランコ政権の専横やサルバドールに対して事前知識があるだろうから違うのかもしれない。
目隠しされるブリュールだけはおいしくいただきました。
ゆめ

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