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サルバドールの朝のko1のレビュー・感想・評価

サルバドールの朝(2006年製作の映画)
3.0

スペイン史の勉強で鑑賞。

他の方のレビューに書かれていたが、前半部分の銀行強盗シーンなどは退屈。
フランコ体制についての基礎知識やETAのカレーロブランコ首相暗殺がその後のスペイン史にどんな影響を与えたのか、知らないと理解し辛い所がある。

ただ映画の後半、俳優の良い演技によって処刑が刻一刻と迫ってくるなかでの家族の愛そして権威主義体制の理不尽さがよく伝わってくる。

個人的には、処刑シーンよりも、カトリックの影響から、主人公の恋人が過度に保守的に育てられている方が痛ましく感じた。

当時は1973年なのに。
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