バーふバリ兵

異人たちとの夏のバーふバリ兵のレビュー・感想・評価

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
4.0
今改めてこの映画を見てみると、この映画の現時点は1988年だから、この両親は戦前生まれで戦争から終戦直後の大変な時代を生きた世代、主人公は戦後生まれで高度成長からバブルの頂点に至ったところ、そして終盤に出てくる主人公の息子は、このあとバブル崩壊からの失われた30年を生きることになる。そう考えると「あんたをねぇ自慢に思ってるよ」みたいな両親のセリフも、他の世代から見ると「なんだよ、先代の恩恵を受けながら次代にツケを残した団塊世代のただの勝手な自己弁護セラピーじゃねえかっ!」ってちょとツッコミたくなる(笑)。まあ、でも「てめぇでてめぇを大事にしなくて、誰が大事にするもんか」ですからね。

ちょっとイジワルな感想を書きました。すいませんでしたm(__)m