若大将オーウェン

異人たちとの夏の若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
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異人たちとの夏ってそういうことか!

40歳で妻子と別れたシナリオライターが主人公で亡くなった両親と再会する夏。

大林宣彦の主題とも言えるノスタルジー全開と思いきやそれが死に至るという厳しい話

これはミドルエイジクライシスの話だとも言えるし、要はオトナ帝国みたいな話でした

大林宣彦独特の映像表現がホラー表現になっていて面白かった

昭和末期の東京や浅草も魅力的に撮られてる

片岡鶴太郎と秋吉久美子の親が最高に良い

ちなみに名取裕子と秋吉久美子最初似てて同じ人に見えた

大林宣彦の中でも上位に入る作品