大林監督らしく説明過多で、リメイク版は逆に説明無さすぎるけど、全く趣が違くてどっちも良い。原作が良く出来てるからなんだろうな。
永島敏行のイケすかないキャラ(日サロマシンから出てくる！)がめっちゃ良い。
「カミングアウト」というもう一つの要素が乗っかったリメイク版を観てからなので、そりゃあそっちの方が感動するよなとは思いつつ、終わり方はこっちの方が好きかも。
全く救いのないリメイク版に対して、「自分の子供」という視点もちゃんと入れている。
この時代の浅草が写されているだけでも貴重。秋吉久美子に近親相姦めいた感情を抱くところは流石に時代を感じる。
