まいしほ

めぐり逢いのまいしほのネタバレレビュー・内容・結末

めぐり逢い(1957年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

“邂逅”の方を観ようと思ったら、めぐり逢いが邂逅のリメイクだと気付いた。私はケーリー・グラントが好きなので、まずこっちをストーリーを知らない状態で楽しみたいと思って、先に観ることにした。結構予想外な展開だったので、この選択は正解だった。最初はラストに普通にエンパイア・ステート・ビルで再開して終わりという予定調和なハッピーエンドかと思ったけど、違った。(予定調和なハッピーエンドも嫌いじゃないけど)心配をかけたくないものわかるけど、ニッキーが振られたと思って落ち込むんだから、事故のことを伝えた方がいいのに〜って思ったけど、ラストのニッキーが事故のことに気づく展開はうまかった。ただテリーが自分で打ち明けるんじゃなくて、実はあの絵を買ってたのが彼女だったという…
1番最初に2人がキスするシーンも印象的だった。キスシーンだけど、顔を映さないってのは結構勇気がいる選択だと思うけど、良かった。
フランスの街は美しいし、テリーの歌のシーンや一瞬映るバレエのシーンも良かった。それに、プレイボーイという設定だけど、いつも通り、ケーリー・グラントは上品でかっこいい。

タイトルだけ知ってる”めぐり逢えたら”もリメイクではないけど、この作品をモチーフにしてると知ったので、観てみたくなった。
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