仲良し二人組のタッカーとデイルを殺人鬼だと勘違いしてしまう大学生たち
勘違いは勘違いを呼びどんどん自滅していくというお話
ブラックコメディです
結構グロいシーンもありますがまぁコメディ全振りなので苦手な人でも笑って見てられると思います
大学生たちは凄惨な死をとげますが可哀想というよりやっぱり笑っちゃうんですよね
死に方が自業自得でアホらしすぎるのもあるんですが、森に遊びにきた陽キャ大学生集団なんてホラー映画においては死ぬべき人間なんですよね
死ぬべき人間は死んでも心は痛まないｗ
またタッカーとデイルは愛らしいんですよね
善良で仲良しなおじさんコンビというホラー映画に出るべきではない人たちなのでかわいらしいし、だからこそ巻き込まれるのが不憫で、存在そのものがギャグであるんですよね
このベタなホラー映画のノリを利用したブラック感がいいバランスでした
立場が逆転して大学生が殺人鬼になるのも皮肉が効いていたし、デイルの成長譚や恋愛模様も丁寧に描かれているので満足でした
