五十

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツらの五十のレビュー・感想・評価

4.2
『13日の金曜日』のような、“若者が山奥のペンションで殺人鬼に襲われる”ホラー映画のパロディ。
はっきり言って傑作です。

見た目はのっそりして恐いけど実は超優しいデイルとその親友のタッカー。
2人はバカンスを楽しみに山奥のペンションに遊びに来ていたが、同じく山奥に来た若者達に殺人鬼と間違われ、てんやわんやな事態に発展していく話です。

コメディ映画なんですが、実は胸に刺さるメッセージも込められていて侮れません。

主人公2人が、様々な偶然が運悪く重なって若者達から殺人鬼と恐れられるプロセスも笑えるながらも、実際この状況だったら僕もそうなるな〜〜と考えながら観てました。笑

また、主人公が殺人鬼に間違われてドッタンバッタン大騒ぎなだけの映画かと思いましたが、物語が二転三転して予想もつかない流れに発展していくのも予想外で面白かったです。

コメディ映画として、文句なしといったところです。
五十

五十