上海十月

単騎、千里を走る。の上海十月のレビュー・感想・評価

単騎、千里を走る。(2005年製作の映画)
2.5
この映画は、高倉健なくしては、成立しなかったとしかいいようがない。黙って立っているだけで絵になる、そして携帯で話さなくても絵になる、そんな存在感。この映画を見て高倉健は、ゴジラと一緒でただそこにいればいいのだと改めて感心してしまいました。(これでもほめているんですよ!ほめ下手でしょうか?)携帯電話のシーンが多いので、生身の人間同士のぶつかり合いがあまりないので、迫力が欠ける。日本シーンが浮いている感じなので中国とのシーンと旨く調和していない。高倉健と中国の融合、これだけでも日中友好には、貢献している。巨匠であるチャン・イーモウだっただけに残念な映画でした。上海の映画館で見ましたが、何人かの中国人は、感動して泣いておりました。映画の見すぎで感動が薄くなったかと心配になってきました。
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