大変な時代の弱者と思われる人たちのお話し。
それぞれに今を必死に生きないとならないから、辛いとか死にたいとか言って、いちいち立ち止まるわけにはいかない。
だけど、みんなそれぞれに周りを補える役割りをきちんと見つけてそれをやっているところにぐっときた。
目が見えないから、他の器官が発達して誰よりも早く異変に気づけるし、農業やったことがないから、農業の限界を予測せずに挑めるし、黒人だからこそ知り得た謙虚さと知恵がある。
差別は昔も今も、世界中どこにでもある。
助け合うという事がどういうことか、というとてもシンプルな事を再確認させられた映画。
皆が平等に近くなれる今では、逆に助け合うという事から離れてしまったように感じた。